≪事例紹介：その３≫

母から孫へ・・・。

受け継がれる年代物の「ゆりかご」ですが、

とても使いやすく、市販のベビーベットよりもコンパクトなので、

台所仕事中でも、家中どこへでもママの目の届く範囲で赤ちゃんと一緒に過ごすことができるのだとか・・・。

時代が変わり、同じものを買おうと思っても何処にもない。

・・・わけでもないが、この愛着というか、母から孫へと大切に受け継がれる「モノ」があることに

引き受けたこちらも温かな気持ちになりました。

 

当店のシゴトは、そのゆりかごに合った敷き布団をつくるということでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昭和の香りがする、レトロな風合いが僕は好きですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆりかごサイズに合わせた敷きふとんの中身は無地で 

カバーを『ミッフィー（DB５０９　CR）』の生地でつくりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【綿わた１００％ふとんの特徴】

・ポリエステル素材は石油由来であるが、綿わた素材は植物由来の天然繊維である

・体熱や汗、匂いを吸収してくれるのでムレにくい

・肌触りがよく、あたたかい

・繊維の強さで体をしっかり支えてくれる

・天気の良い日に干せば、わたが膨らむ（ご使用年月によって変化率は低くなります）

・打ち直しができ、他の寝具に再生ができる

 

もちろん。

「綿わた」が万能素材でいいことばっかりではありません。

あえてお伝えしましょう！

 

【綿わたのデメリット】

・使っていくと、へたって、固くなる

・ポリエステルに比べて、重いと感じる

・干したり、定期的に打ち直したり、メンテナンスが面倒

・メンテナンスしないと、ほこりっぽい、しめっぽい

 

「綿わた」が使われなくなったり、

石油由来のポリエステル素材がでてきたのは、

ちゃんと理由があります。

 

それは、また次回じっくり検証してみたいと思います。

 

生まれてくる赤ちゃんの布団も大切ですが、

いま、このブログをご覧のあなたのお布団はどうですか？

 

あなたの一日の体の疲れをしっかりととってくれる、

ちゃんとした素材でしょうか？

 

私、４代目は皆さんの布団がとても気になっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【記：４代目】

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